テレ朝幹部 「幸色のワンルーム」放送取りやめは「総合的な判断」

[ 2018年7月3日 14:43 ]

テレビ朝日の社屋
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 テレビ朝日の角南源五社長(61)が、3日、東京・六本木の同局で定例会見を行い、7月より放送予定だったABC朝日放送制作のドラマ「幸色のワンルーム」の放送を取りやめた経緯について説明した。

 編成担当の亀山慶二専務は「ご存知のとおり、ABC制作のドラマですが、放送を予定しておりましたが、ドラマの詳細が上がってきたところで、精査をした結果、テレビ朝日の編成として放送を見送ることにしました」と説明した。

 2016年9月から「世の中いろんな人がいると言う話」というタイトルでツイッターに投稿されたものが原作で、漫画サイト「ガンガンpixivコミック」で連載開始され、コミックスは累計75万部を突破している人気作。亀山専務は「企画の段階では詳細が上がってきてから内容面をいろいろと確認した。あくまでもテレビ朝日の判断として見送ることにした」とし、一部でネットを中心に湧き上がっていたドラマ化への批判の声に配慮したのでは?との質問には「総合的な判断です」と繰り返した。

 視聴者からの意見について、広報担当者は「さまざまなご意見があったということでご理解ください」とだけ答えた。

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2018年7月3日のニュース