千原兄弟 12年ぶり単独コントライブ「本職はこれやで」

[ 2018年5月30日 05:30 ]

12年ぶりの単独ライブを行う「千原兄弟」の千原せいじ(右)と千原ジュニア
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 お笑いコンビ「千原兄弟」が12年ぶりとなる単独ライブ「赤いイス」を8月24〜26日、東京・恵比寿ガーデンホールで開催することになった。

 2人だけのコントライブは06年「15弱」以来。当時と比べ、兄の千原せいじ(48)は社交性と豪快さ、弟の千原ジュニア(44)は鋭いトークを生かし、テレビ番組を中心に個々の活躍が目立つようになった。

 ジュニアは「コントを見たことないという人が多いと思います。テレビに出てる人という認識になっていると思いますが、ぜひ見に来ていただければ」とコメントした。

 きっかけはジュニアが昨年、1人コント「1P」のカーテンコールで「来年は2人でやります」と話したところ反響が大きかったこと。公演名は、2人がかつて開催しようとしたが、ジュニアが01年にバイク事故で重傷を負い中止となった幻のライブのタイトルと同じだ。ネタ作り担当のジュニアは「当時はコントを作る前に事故ったので、(ネタは)今やりたいものを作る」とオール新作で臨む。

 ジュニアが15年に結婚、17年には長男が誕生するという大きな変化もあった。せいじは「ネタに対する意識は変わっていないが、千原家の家族が増えた。ジュニアが子供できて意識が変わっていたらおもろいなぁ」と、新たな化学反応に興味津々。ジュニアも「結婚、子供ができたことによって、今までは生ぐさいと思われてた下ネタも逆にできる気がします」と話す。

 久々のコントにせいじは「いつもはご飯食べるためにいろいろやってるけど“本職はこれやで!!!」と意欲。ジュニアは「テレビで見られないコントをいっぱいやったろうと思ってます」と、放送コードを飛び越えた過激な笑いを練っている。

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2018年5月30日のニュース