ビートたけし つまみ枝豆の社長宣言にコメント「年季があるからどうにかなるでしょう」

[ 2018年5月30日 15:44 ]

「江戸まち たいとう芸楽祭」記者発表会(左より)服部征夫台東区長、ビートたけし、松倉久幸氏
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 お笑いタレントのビートたけし(71)が30日、東京・浅草の木馬亭で行われた「江戸まちたいとう芸楽祭」記者発表会に出席。29日に「たけし軍団」のつまみ枝豆(59)が所属事務所「オフィス北野」の新社長就任宣言したことについてコメントを求められると「いかにも怪しい社長でしょ」と言いつつも、「でも年季があるからどうにかなるでしょう」と笑顔。

 たけし軍団については「40年以上、芸人を続けていて、それでもなおメディアが書いてくれるのはありがたいことで、スキャンダルの対象になることは素晴らしいなと思っています」と語った。

 なお、枝豆の社長就任宣言に同事務所の森昌行社長(65)は本紙の取材に「あくまでたけしさんと弟子たちとの構想段階の話でしょう。(社長人事は)関係各所に説明が必要になる重大な問題ですが、その段階にはない。既成事実化されるのが怖い」と述べていた。

 台東区では、今年度から新事業として、粋、豊かな人材、進取の気性、心を感じる「江戸まちたいとう」で、先人たちが守り、育み、現代へ継承されてきた多彩な芸能・芸術文化を、肩の力を抜いて楽しめるお祭りを実施する。同芸楽祭の名誉顧問に就任したけしは「浅草は、自分が学校をクビになって、たどり着いたのがこの街で、それで妙な拍子に芸人になったということで、自分の人生の半分以上は浅草の人情と人間関係でもってきたようなもので、できれば時間の許す限り、恩返しをしていきたいと思っています」と胸の内を語り、同芸楽祭にどんな人を呼びたいか聞かれると、日大アメリカンフットボール部の内田正人前監督(62)の名前を挙げ「あの人と東洋館でタックルショーをやりたいと思っています。テレビ朝日で『TVタックル』をやっていますので、井上(奨)前コーチ(30)も呼んで特番をやりたいですね。もちろんスポンサーは日大です」とブラックジョークを飛ばして会場をわかせた。

 また、浅草を舞台をした映画を作る構想はあるか尋ねらると、『フランス座』という小説を書き終えたというたけしは、「浅草の芸人の話ですが、そういう関係の映画化は下手なので、脚本はあげます。ちょうど是枝(裕和)さんがカンヌで賞を獲ったから、あの人にやらせて脚本料をいっぱいもらおうかな」と声を弾ませていた。

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