羽生竜王 史上最速&最年少で通算1400勝 名人戦第1局制す

[ 2018年4月13日 05:30 ]

将棋の第76期名人戦7番勝負第1局で佐藤名人を破り、史上最速、最年少で公式戦通算1400勝を挙げた羽生二冠
Photo By 共同

 将棋の羽生善治竜王(47)は12日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で指された第76期名人戦7番勝負第1局で佐藤天彦名人(30)を下し、通算1400勝に到達した。47歳6カ月での快挙は最多勝記録(1433勝)を持つ故大山康晴15世名人の67歳1カ月を20年近く縮める年少記録となった。

 11日の昼すぎから始まった派手な殴り合いに終止符が打たれたのは12日午後8時22分。羽生の97手目を見て敗戦を悟った名人が頭を下げた瞬間、数々の栄光に輝く第一人者に新たな勲章が加わった。「対局中は無我夢中でほとんど意識しなかったのですが、昨年の終わりあたりから(1400勝を)一つの目標にしてきたので、達成できてよかったと思います」

 難解な戦いだった。控室に詰めかけた名うての棋士たちすら形勢判断に戸惑う状態が2日目の夕刻まで続くほど。だが昨年末に永世7冠の資格を得た羽生の読みは海より深い。裏の裏、さらにその裏をかこうと必死に思索を重ねた佐藤名人の意図を、最後はしなやかに封じた。

 これで通算100期目のタイトル獲得まであと3勝。そして大山15世名人の最多勝まではマジック33だ。「その記録に挑戦する気持ちで一つ一つやっていきたい」。柔和な笑顔と裏腹な羽生の闘争心に衰えはなさそうだ。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「騒動特集」特集記事

2018年4月13日のニュース