久保王将 防衛から一夜、3連覇意欲“攻守兼備”の雲竜型披露

[ 2018年3月17日 05:30 ]

王将位を防衛した久保王将(中央)は松本城を訪れ(後列左から)七代城主・松平直政、登久姫、三代城主・小笠原秀政に扮した「おもてなし隊」を従え土俵入りを披露
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 第67期王将戦7番勝負(主催・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)を4勝2敗で制し連覇を果たした久保利明王将(42)が熱戦から一夜明けた16日、対局場となった長野県松本市の「松本ホテル花月」周辺を散策した。途中、近くにある国宝の松本城へ立ち寄り、武将姿の松本城おもてなし隊から祝福されると、そのお礼に“攻守兼備”の雲龍型を披露した。

 挑戦者の豊島将之八段(27)を迎え撃った今期後半は、佐藤天彦名人(30)への挑戦者を決めるA級順位戦の対局が重なるなどタイトな日程だっただけに「一区切りついたので、少しゆっくりしたい」と本音をポツリ。それでも「今回、精神面、体力面で克服しなければならない課題が見えた。パワーアップして来期を迎えたい」と自身初の3連覇に意欲を示した。

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2018年3月17日のニュース