漫画家の古賀新一さん死去 81歳 代表作「エコエコアザラク」

[ 2018年3月17日 05:30 ]

「エコエコアザラク」第1巻の表紙
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 黒魔術を使う少女・黒井ミサが主人公のホラー漫画「エコエコアザラク」を描いた漫画家の古賀新一(こが・しんいち、本名申策=しんさく)さんが1日、病気のため死去した。81歳。福岡県大牟田市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。

 1957年、21歳で上京。当初は貸本向け漫画の短編集などでミステリー作品を発表していた。64年、週刊マーガレット(集英社)で「白へび館」を連載して以降はホラー漫画の第一人者に。週刊少年チャンピオン(秋田書店)で75〜79年に連載した「エコエコアザラク」は大ヒットし、何度も映像化された。

 2000年代に入ると漫画作品を描く機会は減ったが、関係者によると、近年もイラストを発表していた。昨夏も都内でトークイベントに登場していた。

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