ＮＨＫ「あさイチ」新司会正式発表　華丸・大吉に“新しい料理”期待

お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の華丸（左）と大吉
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　ＮＨＫは２１日、井ノ原快彦（４１）と同局の有働由美子アナウンサー（４８）が３月末に司会を降板する情報番組「あさイチ」について、本紙既報通り、後任がお笑いコンビ「博多華丸・大吉」と同局の近江友里恵アナウンサー（２９）に決まったことを正式発表した。

　華丸（４７）は同局を通じ「大河は西郷どん、朝は博多、九州色の強い一年になりますが、全国の皆さんに喜んでいただけるように頑張ります。ちぇすとー！」とコメント。

　大吉（４６）も「番組の空気感をどこまで引き継げるか分かりませんが、精いっぱいやらせていただきます。そのための第一歩として、先日、大きな目覚まし時計を買いました」と意欲を示した。

　木田幸紀放送総局長は２人の起用理由について「“新しい料理”を出してほしいという思いがある。華丸・大吉さんは男女を問わず、いろんな世代から親しみを持たれている」と説明した。

　「ブラタモリ」から異動する近江アナは「背伸びをせず、お二人と息を合わせて、温かい番組を作っていきたい」と話した。

　司会者が代わっても番組名を変えないことも発表。木田氏は「番組のコンセプトも変わらないが、３人が違う料理を味わわせてくれることを期待している」と語った。

　また、同番組の有働アナについて木田氏は「ＮＨＫのアナウンサーとして前人未到の領域を切り開いた」と最大級の評価。「今後は特集番組などを担当すると聞いている」と明かした。