久保王将、連覇“王手”も慎重「特に意識せず、次の対局に」

[ 2018年2月22日 05:30 ]

尼崎えびす神社で大はまのポン酢を飲む久保王将(左)にびっくりする太田垣宮司
Photo By スポニチ

 第67期王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)第4局に勝った久保利明王将(42)は一夜明けた21日、対局が行われた兵庫県尼崎市を散策した。

 途中、高さ約17メートルの大鳥居がある尼崎えびす神社に立ち寄り、女性宮司の太田垣亘世さんと対面。「棋士さんは知的で落ち着いている」と褒められ、照れる一幕もあった。

 激闘の末、挑戦者・豊島将之八段(27)の猛攻をかわした今局を振り返り「最後までどちらが勝つか分からなかった。いい棋譜を残せた」と満足そう。3勝1敗とリードし連覇に“王手”をかけたが「特に意識せず、次の対局に向かっていきたい」と慎重な姿勢を崩さなかった。

 注目の第5局は3月6、7日に島根県大田市の「さんべ荘」で行われる。

続きを表示

2018年2月22日のニュース