「西郷どん」劇団ひとり演じる「謎の漂流者」の正体明かされネット沸騰

[ 2018年2月12日 08:30 ]

「西郷どん」で謎の漂流者を演じた劇団ひとり(C)NHK
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 俳優の鈴木亮平(34)が主演を務めるNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」(日曜後8・00)第6話が11日に放送された。

 第6話の副題は「謎の漂流者」。西郷吉之助(鈴木亮平)は御前相撲で藩主・島津斉彬(渡辺謙)を投げ飛ばしてしまい、牢屋(ろうや)に入れられる。そこで謎の漂流者(劇団ひとり)と出会い、牢屋から出た後に男を西郷家でかくまうことに。一方、吉之助への思いを抱いたまま嫁入りの日が迫る岩山糸(黒木華)は、厳格な父に外出を禁じられていた。そんな糸を連れ出した大久保正助(瑛太)は、漂流者から聞いたメリケンの話を聞かせ、好きな人に愛を伝えること、それがラブだと語る。

 劇中で劇団ひとり演じる「謎の漂流者」の正体が「ジョン万次郎」と明かされると、ネットが沸騰。放送後には「Yahoo!リアルタイム検索 話題のキーワード」で1位になるなど高い注目を集めた。「歴史のキーパーソン。いい役だった」「この時代に異国を知る数少ない男だね」「斉彬が異国から学ぼうとする姿勢がいい」「土佐がルーツの劇団ひとりもよかった」などの声が集まった。

 黒木演じる糸は、吉之助への思いを告白してから嫁入り。切ない場面が描かれ、ネットでは「糸の想いに気づかないとは」「吉之助は鈍いなあ」など主人公をイジる声が。吉之助を演じる鈴木はドラマ放送後に自身のブログを更新。「稀代の鈍感ボーイ、西郷吉之助です。糸どんの気持ちに気付いてあげられなかった吉之助さぁ、本当に鈍感ボーイ」と自虐気味に振り返っていた。

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