名脇役・江口のりこ 月9「海月姫」でインド人役に初挑戦!サリーも華麗に着こなし

[ 2018年2月12日 11:00 ]

月9「海月姫」に第6話から登場し、初のインド人役に挑む江口のりこ(C)フジテレビ
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 昨年6本ものテレビドラマに出演し、名バイプレイヤーとして知られる女優の江口のりこ(37)がフジテレビの看板ドラマ枠“月9”に2クール連続で出演することが12日、分かった。「海月姫(くらげひめ)」(月曜後9・00)に第6話(19日放送)から登場。どんな役にも染まり切る抜群の演技力で引く手あまただが、今度は自身初の日本人以外の役、インド人役に挑む。

 原作は、代表作に「かくかくしかじか」「東京タラレバ娘」などがある人気漫画家・東村アキコ氏の同名ヒット作。2010年にはテレビアニメ化され、14年12月には実写映画が公開された。

 今回は初のテレビドラマ化。芳根京子(20)演じる筋金入りの“クラゲオタク女子”月海(つきみ)が女装美男子・蔵之介と童貞エリート・修(工藤阿須加)の凸凹兄弟に出会い、新しい自分と新しい生き方を見つける姿を描く。さらに兄弟と三角関係に陥り、自分には一生縁がないと思っていた恋を知る姿を、ギャグを交えながら描く新感覚の“シンデレラ・コメディー”。

 江口は昨年だけでも、日本テレビ「ウチの夫は仕事ができない」(7月期)、テレビ朝日「黒革の手帳」(7月期)、日本テレビ「地味にスゴイ!DX 校閲ガール・河野悦子」(9月20日)、TBS「コウノドリ」(10月期)、テレビ東京「セトウツミ」(10月期)、フジテレビ「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜」(10月期)と6本ものテレビドラマに出演。月9出演は「民衆の敵」に続き、2クール連続となる。

 今回演じるニーシャは、縫製会社を営むインド人。日本に長らく住んでおり、別れた夫が関西人だったため、話し言葉はすべて関西弁。アパレル業界に精通しており、ドレス作りに励む月海&オタク女子軍団「尼〜ず」や蔵之介にプロとして厳しい助言を送る。蔵之介が助っ人として連れてきた。

 原作再現度の高さが話題だが、今回も「インド人らしく見えるメーク」をメーク担当スタッフが徹底的に研究。目元のインパクトなど特徴をとらえ、見事に変身を成し遂げた。色とりどりの民族衣装「サリー」を華麗に着こなす江口のスタイルのよさも注目される。

 江口は「瀬戸康史君から、尼〜ずが全員親の仕送りで暮らしていると聞いて、思わず“最低やな!”と叫んでしまいました」と笑いながら「程よく尼〜ずのみんなに愛情を持つことでしょうか」と役作り。「スタッフ、役者共に、とても明るく穏やかなチームで、とても気持ちの良い現場でした」と充実の撮影を振り返っている。

 同局編成企画の渡辺恒也氏は「関西弁を駆使するインド人女性・ニーシャは、原作でも中盤から後半にかけて大活躍する、海月姫・第2部のキーパーソンです。ファッションブランドを立ち上げクラゲドレス作りが本格化していく中、服飾業界の素人である尼〜ずをビジネスの視点で導いていくのですが、その言葉は時に厳しく蔵之介たちの甘さを正していきつつも、どこか夢に向かう若者を応援する温かさを持っています。尼〜ずにとって頼れる“姉御肌”的存在であるニーシャが、演技派の名高い江口さんによって具現化し、尼〜ずとドラマ全体に良い刺激を与えてくれると期待しています」と話している。

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2018年2月12日のニュース