山田洋次監督「遥かなる山の呼び声」が３８年ぶりに復活　阿部寛主演、ＮＨＫでドラマ化

俳優の阿部寛
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　ＮＨＫは８日、山田洋次監督（８６）の日本映画の名作「遥かなる山の呼び声」のスペシャルドラマの制作を開始したと発表した。原作映画で高倉健さんが演じた主人公の田島耕作役には俳優の阿部寛（５３）が決まった。

　また、原作では倍賞千恵子（７６）が演じた、北海道後で懸命に酪農を続ける風見民子役には常盤貴子（４５）が決定した。

　同作では夫を失いながらも酪農に夢と生涯を掛ける女性と悲運な宿命を負った男との出会いと別れを、北海道の大自然を舞台にダイナミックかつ感動的に描く。名作映画のテーマを踏襲しながらも、原作には無いキャラクターの登場や要素を加えて大作感たっぷりのテレビドラマ版を制作する。