「バイプレイヤーズ」またも自虐ネタ SNS反響!朝ドラ裏かぶり「テレ東なら問題ない」

[ 2018年2月8日 10:30 ]

テレビ東京「バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」でサバイバル生活を送る(左から)光石研、松重豊、遠藤憲一、田口トモロヲ、大杉漣(C)「バイプレイヤーズ2018」製作委員会
Photo By 提供写真

 名脇役たちが再び本人役で共演するテレビ東京の連続ドラマ「バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」(水曜後9・54、全5話)が7日に15分拡大でスタートした。前作に続き、またも同局の“自虐ネタ”が炸裂。その健在ぶりがインターネット上で反響を呼んだ。

 約1年ぶりの復活となり、深夜枠(金曜深夜0・12)の40分枠からプライム帯(午後7〜11時)の1時間枠に昇格。昨年1〜3月に放送された前作「〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜」に続き、遠藤憲一(56)大杉漣(66)田口トモロヲ(60)松重豊(55)光石研(56)が出演。寺島進(54)はスケジュールが合わず、今作は休む。

 前回は、6人が共同生活を送る“おじさんだらけのテラスハウス”として話題に。今回は、テレ東制作の朝ドラ「しまっこさん」で共演することになった5人がロケ地を間違えて無人島に流れ着き、サバイバル生活を送るというストーリー。

 テレ東がNHKに“朝ドラ戦争”を仕掛けたという設定。「しまっこさん」のヒロイン(本田望結)の母親役・吉田羊(年齢非公表)は劇中の会見で「今回オファーを頂いた時に、NHKの裏でやる朝ドラなんかに出たら、今後NHKに出られなくなるんじゃないかと心配したんですけれども、テレ東さんでしたら、全く問題がないということでしたので、引き受けさせていただきました」

 このセリフに、SNS上には「テレ東の自虐がブレない」「第2期でもテレ東の自虐は健在で、クオリティは天下一品」「前回からのテレ東自虐ネタが素敵」などの書き込みが相次いだ。

 思えば前作の第1話も、中国の動画配信サイトによる映画「七人の侍」リメイクでトラブルが起こり、大杉が「たまにはやろうよ、みんなで主役をさ」と5人を鼓舞すると、寺島が「ちょっと待ってよ。オレもみんなも主役やってるよ。松重だって、遠藤だって」と反論。すると、光石が「テレ東だろ」とポツリ。遠藤が「テレ東の何が悪いんだ」と問い、言い争いが始まった。

 この時も、同局の自虐ネタに「テレ東のお家芸、最高」などの声が殺到。番組公式ツイッターも「テレ東だろ」をハッシュタグにしたほどだった。

 プライム帯に昇格しても、深夜時代のユルさは変わらず。「しまっこさん」で島の神様役の役所広司(62)がCGにより巨大化し、湖から現れるなど、むしろパワーアップ。インターネット上には「役所広司の無駄遣いが過ぎる(笑)」「『陸王』とのギャップ(笑)」「役所広司さんを何だと思ってんだテレ東(良い意味で)」などとツッコミの嵐。視聴者の爆笑を呼んだ。第2話以降も“攻めの作風”が注目される。

続きを表示

この記事のフォト

2018年2月8日のニュース