久保王将、小学生から力…王将戦第2局「純粋な気持ちで臨む」

[ 2018年1月21日 05:30 ]

近鉄百貨店の福袋企画で小学生と二面指しに臨んだ久保利明王将
Photo By スポニチ

 将棋の久保利明王将(42)が20日、大阪市内の関西将棋会館で、近鉄百貨店の福袋企画で小学生4人との二面指しに臨んだ。午前と午後、2人ずつと対局し、刺激を受けた様子。豊島将之八段(27)に先勝を許した王将戦7番勝負(スポニチ主催)の第2局(27、28日、佐賀県上峰町)へ「純粋に“面白い”“楽しい”と思って指した頃の気持ちで臨みたい」と話した。

 自身も小学4年の時、雑誌の企画で羽生善治竜王(47)の師匠、故二上達也九段と指した。後の連盟会長と飛車落ちで指せたことは貴重な思い出。「負けるとは思わなかった」と苦笑いするが「トップ棋士って凄いと思い知らされました」と回想した。

 同百貨店によれば、久保と親子ペアで指せる福袋(2万180円)には20組の応募があった。先月22日、同じ近鉄グループの「アポロ・ルシアス」で開いた加藤一二三・九段(78)のイベントには「過去最高レベル」の約300人以上の来客。ブームを追い風に、今後も将棋企画を計画するという。

続きを表示

2018年1月21日のニュース