「宮川大助・花子」引退先延ばし 花子「大助君が体力の続く限り」

[ 2018年1月16日 05:30 ]

紫綬褒章受賞記念イベントの発表会見に臨む(左から)弟子の宮川隼人、「宮川大助・花子」の宮川大助、花子、娘の宮川さゆみ
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 紫綬褒章を昨年、受章した夫婦(めおと)漫才コンビ「宮川大助・花子」の宮川大助(68)、花子(63)が15日、受章記念イベント「ベスト・マイ・ワイフ」(4月1日、なんばグランド花月)の開催発表会見を開き、2人で引退のメドとしてきた2020年を先延ばしすると明かした。

 昨年11月の伝達式、皇居で天皇陛下からお言葉を掛けられた。「“体を大切に、国民のためにますます頑張って”と。ホントにありがたい」と花子。花子は胃がん、大助は脳出血、昨年は腰部脊柱管狭窄(きょうさく)症などで入退院を繰り返した。これまで大助が70歳になって迎える20年あたりで「引退しようか」と話し合ってきたそうだが、「大助君が体力の続く限り(漫才を)やりたい」と花子は意欲を語った。

 現在漫才スタイルの転換にも取り組んでいる。夫婦でいがみ合うケンカ漫才が「舞台ではウケなくなった」と花子。大助も「やわらかくユーモアがあって、家庭のぬくもりが伝わるような夫婦漫才をやるとお客さんが喜んでくれる」と強調した。

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2018年1月16日のニュース