高橋克典 付き人を3日でクビになった過去告白「誰かは絶対に言えない」

[ 2017年11月21日 13:44 ]

俳優の高橋克典
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 俳優の高橋克典(52)が21日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜正午)に出演し、下積み時代の失敗談を明かした。

 青学大の学生だった頃から芸能界に入りたいという希望は持っていたが「なかなかうまくいかず」、アルバイトなど社会勉強に明け暮れていたという高橋。そんな時に人に紹介され、1991年に亡くなった俳優・上原謙さんの付き人として芸能界に足を踏み入れた。「右も左もまったく芸能界のことを分かっていないので、しきたりが分からないんですよ。いろんなことで現場にご迷惑を掛けて」と若き日を振り返った高橋。上原さんは当時、ショーに出演していたが、そこで付き人を「3日でクビになった」ある“事件”が起こったという。

 ショーの主役だったある人物のことを「お弁当屋のおばさん」と間違えた高橋。「被り物をされてメーク前だった」ため大スターとは思わずに「ご苦労様」と声を掛けたという。その人物が主役の楽屋に入ったまま出てこないのを不審に思い、「これが噂に聞いた楽屋荒らしか!」と疑った高橋は「不審人物がいる」と報告。当然、稽古はストップし、その場は騒然となった。

 その後の稽古で高橋が勘違いに気付いて騒動は一件落着したが、「それが決定打になって3日でクビになりました」と付き人を辞めることに。高橋が「お弁当屋のおばさん」と間違えた人物は大スターで、「誰かは絶対に言えないです」。黒柳徹子(84)に「私も知ってる方?」と尋ねられてもその名を明かさなかった。

 その後28歳で俳優デビューし、テレビ朝日系ドラマ「サラリーマン金太郎」(99年スタート)で大ブレーク。それでも俳優としての成功に気持ちが追い付かず、「仕事を辞めたい」と思った時期もあったという。そんな時に救いになったのは、趣味のバイクで各地をツーリングした時にかけられたファンの言葉。「金ちゃん、またやらないの?」と声をかけられ、「テレビドラマってこんなに人が楽しみにしてくれて、なんてやりがいのある仕事だろう」と気付かされ、仕事に対するモチベーションを取り戻したという。

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2017年11月21日のニュース