「るろうに剣心」作者を書類送検 児童ポルノ所持容疑

[ 2017年11月21日 17:27 ]

 女児の裸が写った動画や画像を所持したとして警視庁少年育成課は21日、児童買春・ポルノ禁止法違反(単純所持)容疑で、人気漫画「るろうに剣心」の作者和月伸宏(本名西脇伸宏)氏(47)=東京都西東京市=を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。

 送検容疑は10月、東京都内の事務所で18歳未満の女児の裸が写った動画が収録されたDVDなどを複数枚、所持した疑い。

 捜査関係者によると、別の児童ポルノ事件の捜査で、和月氏が児童ポルノを所持している疑いが浮上し、同課が10月に自宅や事務所を捜索していた。

 「るろうに剣心」は週刊少年ジャンプ(集英社)で連載された人気漫画で、舞台化や実写映画化もされた。現在は月刊誌「ジャンプスクエア」で続編が連載中。

 児童ポルノを個人が趣味で持つ「単純所持」は2015年7月から罰則の適用対象になった。自分の意思に基づき性的好奇心を満たす目的で18歳未満の児童のポルノ写真などを所持した場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金を科される。

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2017年11月21日のニュース