舟木一夫、55周年ツアー完走 前立腺炎「もう全然平気」

[ 2017年11月6日 05:30 ]

芸能生活55周年記念ツアーのファイナルを東京・中野サンプラザで行った舟木一夫
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 歌手の舟木一夫(72)が5日、芸能生活55周年記念全国ツアーの最終公演を東京・中野サンプラザで行った。

 1月28日の東京・新橋演舞場を皮切りに55カ所を回り、合間の5月には大阪・新歌舞伎座で1カ月の座長公演をこなした。9月に急性前立腺炎を発症し3公演を延期したが、「もう全然平気。前立腺炎は病気じゃない。男の子なら年を取れば必ず出てくる。55周年ではしゃぎ過ぎた疲れが出たのだろう」と全快をアピールした。

 10月に発症した左肩甲骨周辺の痛みについては「まだちょっと痛い」と話したが「マイクを持つのに支障はない」と笑顔。1972年に発表した17分に及ぶ長編組曲「日本の四季〜春・夏・秋・冬〜」を歌いきるなど元気な姿を見せた。

 デビュー当時を「大卒初任給が2万円くらいの時代に、初月給で5万円をもらった喜びは忘れられない」と振り返りつつ「こんなに長い旅をさせてもらえるとは考えもしなかった。これからも1年単位で気持ちと体を整理しながらやっていきたい」と意欲を見せた。

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