西島秀俊 エジプトの女王の謎探るロケで「何もないという映像を撮ってきた」!?

[ 2017年11月6日 19:20 ]

松嶋菜々子「古代エジプト 3人の女王のミステリー」ロケ
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 女優の松嶋菜々子(44)と俳優の西島秀俊(46)が6日、ナビゲーターを務めたNHK・BSプレミアム「古代エジプト 3人の女王のミステリー」(25日後9・00)の取材会を東京・渋谷区の同局で行った。

 2人は、2015年にTBSのスペシャルドラマ「レッドクロス〜女たちの赤紙〜」で夫婦役を演じたことはあるが、今回は別々にエジプトを訪問。松嶋がクレオパトラ、西島がハトシェプスト女王、ツタンカーメンの義母ネフェルティティの謎に迫った。

 松嶋は初のエジプトで「周りで行かれた方が100%、もう1回行きたいという評判だったので、二つ返事でぜひ行かせてくださいと言いました。皆さんが持っているクレオパトラのイメージを覆す新事実も分かるので、ぜひ謎解きに参加していただきたい」と笑顔。「どの遺跡に行っても、ヒエログリフであらゆることが語られていて、自分で読みたい衝動に駆られました。自分自身の仮説をつくり上げたいですね」とその魅力にぞっこんの様子だ。

 一方の西島は、2012年にフジテレビ「独占解明 誰がツタンカーメンを殺したのか!?」に続く2度目の訪問で「映画などで描かれる女王とは全く違う、すばらしい知性とクリエイティブな人物であることが分かる。真実の女王の姿を見ていただきたい」と収穫が多かった様子。ネフェルティティと夫のアクエンアテンが遷都した土地にも行ったが、「今は何もない土地で、片道4時間半と言われたけれど6時間以上かかった。砂漠なので行程の景色も変わらない中で、何もないです、という映像を撮ってきました」と苦笑いで振り返った。

 互いのロケ映像は既に見ており、西島は「けっこう楽しそうでしたけれど、ムチャぶりもされていましたよね」とツッコミ。松嶋は、「クレオパトラになったつもりで演説をしました。でも、それは大したことではないです」と照れながら明かしていた。

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