昭和歌謡に平成生まれ美女ダンサーが挑戦 アミューズ異色劇団に加入

[ 2017年11月6日 08:30 ]

「虎姫一座」オーディションで虎姫一座大賞を受賞した大野佳奈さん
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 東京・浅草で昭和歌謡のレビューを上演している劇団「虎姫一座」の新メンバー発掘オーディションが5日、浅草六区の本拠地・アミューズカフェシアターで行われた。平成生まれに限って募集し、東京都出身の大野佳奈さん(23)が虎姫一座大賞に輝いた。

 虎姫一座は2010年に結成。芸能事務所「アミューズ」の大里洋吉会長が総合演出、Perfumeを手掛けるMIKIKO氏が振り付けを手掛けている。公演はザ・ピーナッツ、キャンディーズなどの懐かしの昭和歌謡、パントマイムやアクロバットを交えたショーで構成。現在は13人で活動している。

 大野さんはアルバイトを3個掛け持ちしながらダンサーとして活動してきた。この日はウクレレの弾き語りを披露。大賞に選ばれると「母の影響で中森明菜さんが好きなので、歌ってみたい」と抱負。リーダーのあゆみ(32)は「パッと目を引く華がある」と称賛した。

 一座は大衆芸能発祥の地・浅草で連日上演しており、7年で2900回以上上演してきた。浅草は海外からの観光客が増加しており、2020年の東京五輪・パラリンピックまでさらに増えるとみられる。あゆみは「全編英語で昭和歌謡をやってみたいという思いもある。外国の方にも見ていただきたい」とアピールした。

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