アキラ100% 服着て本名で映画初出演「いつもとはちょっと見え方が違う」

[ 2017年11月4日 19:58 ]

映画「ゆらり」の初日舞台あいさつにスーツ姿で登場したアキラ100%
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 お笑いタレントのアキラ100%(43)が4日、本名の大橋彰で出演した映画「ゆらり」(監督横尾初喜)の都内で行われた初日舞台あいさつに登壇した。

 アキラは普段とは違うスーツ姿で、トレードマークのお盆もなく「体温調節機能がおかしくなっている」と汗だく。映画は初出演で「素敵な方々と一緒のスクリーンの中でいられるのが本当にうれしい。いつもとはちょっと見え方が違うので、見逃さないようにしてください」とアピールした。

 映画の原作となった2013、15年に上演された同名舞台にも出演しており、脚本・演出を手掛けた西条みつとし氏(39)とは旧知の仲。その縁で抜てきされ、撮影後に出場した「R−1グランプリ」で優勝しブレークしただけに、「西条さんは細部にまでこだわり、本番ギリギリまでいい方法を探す方で、そこまでこだわらないといいものはできないということを学ばせてもらった。西条さんがいなければ、今の自分はなかった。これからも背中を追いかけて頑張ります」と感謝の手紙を読み上げた。

 また、共演の遠藤久美子(39)は、横尾監督と撮影後の昨年7月に結婚。今年2月に男児を出産した。横尾監督も、プロポーズの時以来2度目という手紙を取り出し「家族皆が毎日幸せでいられるのは久美のおかげ。この映画のテーマである後悔のない人生を、会話をしながら歩んでいきましょう」とあらためて愛を告白した。

 遠藤は、手紙が取り出された時から号泣。「主人の心が伝わってきました。撮影の時、私は独り身でしたけれど、今は1児の母になり、親が子を思う気持ちが分かるようになりました。主人の思いが詰まった、宝物の映画です。私もこの作品とともに母親として育っていくと思う」と言葉をしぼり出していた。

 舞台あいさつにはほかに主演の岡野真也(24)をはじめ萩原みのり(20)、子役の高橋幸聖(11)、鶴田真由(47)が登壇した。

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