“謎だらけのシンガー”Uru、初の連ドラ主題歌に大抜擢 新曲「奇蹟」

[ 2017年9月30日 09:00 ]

「コウノドリ」主題歌に大抜擢されたUru
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 10月13日スタートのTBSドラマ「コウノドリ」(金曜後10・00)の主題歌に“謎だらけのシンガー”Uruの新曲「奇蹟」が決定した。

 主題歌に抜擢されたUruは本名、所在地、年齢など、明らかにされていない情報が多く“謎だらけのシンガー”として注目を集める新人アーティスト。ドラマの主人公である謎のピアニスト・BABY(綾野剛)ともその存在がリンクしている部分も多い。Uruにとって、これが初めての連続ドラマの主題歌となる。

 新曲「奇蹟」はUruがドラマのために歌詞を書き下ろし、デビュー時から大切に温めていた楽曲。Uruは「『コウノドリ』の主題歌を歌わせて頂けることになり、すごく感慨深く、うれしく思っています。歌詞を書きながら、命が生まれる奇蹟や、それを大切に想う気持ち、それら全てと一緒に生きていくということもまた奇蹟なんだという事に気付けました」と楽曲制作を振り返り、「たくさんの方にこのドラマのメッセージが伝わるような曲として届いたらうれしいです」とコメントした。

 プロデューサーの那須田淳氏は大抜擢の理由を「なんといっても、美しい歌声です。彼女のあの歌声の美しさは、気高いまでの優しさを感じさせてくれ、『コウノドリ』で描かれる女性の、母親の、生まれてくる小さな命を優しく包み込んでくれるぬくもりある愛情や思いに寄り添ってくれると思いました」と説明。「そんな言葉に出来ない感情を描いていくこのドラマでは、彼女のあの歌声が、それを視聴者に伝えていく力になってくれると思い、主題歌をお願いすることにしました。完成した楽曲は、しっかりとしっとりと、その私たちの思いが結実している名曲になりました」と仕上がりに太鼓判を押した。

 「コウノドリ」は、講談社「モーニング」で連載中の鈴ノ木ユウが描く同名のヒューマン医療漫画が原作。2015年10月期にTBSにて綾野剛(35)、松岡茉優(22)、吉田羊(43)、坂口健太郎(26)、星野源(36)、大森南朋(45)ら豪華キャストでドラマ化され、産科医療の現場をリアルに描き人気を博した。今回はその続編。

 ◆Uru 2013年にYoutubeチャンネルを立ち上げ、楽曲の歌唱、演奏、アレンジ、プログラミング、動画の撮影、編集などすべてを一人で行い、16年6月のメジャーデビューまでに100本に及ぶ動画を投稿し続けた。その結果、デビュー時点で総再生回数4400万回以上、チャンネル登録数14万人超えという新人として異例の実績を作り上げた。

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