有村架純、ラジオで「ひよっこ」終了の心境告白、みね子演じた1年間「愛しいなあ」

[ 2017年9月30日 18:20 ]

NHK連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロインを演じる有村架純
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 女優の有村架純(24)がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(月〜土曜前8・00)は9月30日、最終回(第156話)を迎えた。有村は脚本を手掛けた岡田惠和氏(58)がパーソナリティーを務めるNHK FM「岡田恵和 今宵、ロックバーで〜ドラマな人々の音楽談議〜」(土曜後6・00)に出演。現在の心境を明かした。

 東京五輪が開催された1964年から始まり、出稼ぎ先の東京で行方不明になった父・実(沢村)を捜すため、集団就職で上京した“金の卵”谷田部みね子(有村)が、さまざまな出会いを通して自らの殻を破って成長し、幸せな家族を取り戻す姿を描いた。

 岡田氏が、悪人が登場しない心温まる世界を紡ぎ出し、丹念な日常描写と、それぞれにスピンオフ熱望の声が相次ぐ多彩なキャラクターで視聴者を魅了。有村をはじめとしたキャストも熱演で応えた。インターネット上には放送終了を惜しむ声、感謝の声があふれ返り「ひよっこロス」が広がった。

 有村は岡田氏に撮影を終えての感想を聞かれると「“終わったんだなあ〜”って何度も言っていた気がします。長い期間、同じ役を演じることもこれまでなかったですし、(役にも共演者にも)強い愛着があります。愛しいなあという気持ちです」と答えた。

 朝ドラが決まった時は悩んだかと質問されると「凄くうれしかったのですが、正直言うと“朝ドラやるよ”って言ってもらったときは私自身、結構苦しいときだったのです。ずっと仕事が続いていて、自分に余裕がなくなっていた時期でした。精神状態がきつくて。素直に嬉しいと受け止められなくて、しんどかった時だったのです。朝ドラは1年間の体力勝負ですし、体力気力ともに1年間持つか不安でした」と心境を吐露。その後、撮影が始まる前に岡田氏らと作品について話し合ってからは前向きになれたといい、「楽しみが膨らんでいった。岡田さんと話をして、どんどんポジティブになりました」と振り返った。

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2017年9月30日のニュース