「森のくまさん」騒動反省…パーマ大佐「怒られないネタ」でV宣言

[ 2017年8月19日 05:30 ]

第5回歌ネタ王決定戦2017の決勝進出9組に選ばれ、発表会見に出席したパーマ大佐
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 お笑い芸人のパーマ大佐(23)が18日、大阪市内のMBSで開かれた、笑いと音楽を融合した賞レース「第5回歌ネタ王決定戦2017」(9月20日)の決勝進出者発表会見に参加した。

 今年1月、替え歌で童謡「森のくまさん」の歌詞を勝手に改編したとして、日本語詞の著作権者とトラブルになる騒動が発生。歌ネタということで避けて通れない話題と自ら観念したのか、決勝へ向けた意気込みを語る前に「“森のくまさん”ではお騒がせしてすいません」と申し訳なさそうに身を縮めながら、改めて陳謝した。

 グランドピアノが実家の母親の部屋に2台、父親の部屋にも1台、さらに祖父母の家にも1台あるという環境で育った。「音楽一家のくせに、著作権でもめるっていうことがあっては…」と家系的にも大きな傷をつけたと今も反省しきりだ。

 騒動はその後、円満に解決。ただ、仕事現場では芸人仲間から「犯罪者」「泥棒」などといじられる一方、悪いことだけでなく「ニュースで見たよ」などと町中で声をかけられるなど、知名度アップにつながった。

 「森のくまさん」は2年前に決勝8組に残った時に披露し、6位に終わった。「今回は誰にも怒られないネタを作ってきました」。騒動をネタにPRする精神的なタフさも身につけ、優勝賞金300万円へ意欲を見せていた。

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