「ラストアイドル」は1対1でバトル 勝敗も審査員1人の独断

[ 2017年8月7日 05:30 ]

テレビ朝日「ラストアイドル」制作発表会見に臨んだ(左から)相澤瑠香、長月翠、小澤愛実、間島和奏、吉崎綾、安田愛里、山田まひろ、伊集院光
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 テレビ朝日「ラストアイドル」(12日スタート、土曜深夜0・05)の制作発表会見が6日、都内で行われた。秋元康氏(59)が新たにプロデュースする女性7人組グループのオーディション番組で、この日は4932人の応募の中から初回収録に選ばれた7人が出席した。12月のデビューに向け、毎回、サバイバルマッチを繰り広げていく。

 前代未聞のアイドルオーディション番組がスタートする。

 秋元氏は「私はあえて審査員から外れます。新鮮な目で選んでいただきたい」と文書でメッセージを寄せた。

 番組では毎回、暫定メンバー7人のうちの1人と、挑戦者1人のどちらが生き残るかを審査。アイドルに造詣の深い芸能人や文化人計4人が審査員として出演するが、決定は4人の合議や多数決ではなく、番組内で指名を受けた1人の独断。秋元氏は「審査員1人が判断を下すことによって、平均的なアイドルではなく、偏ったアイドルが誕生するでしょう。楽しみにしています」と期待感を示した。

 7月8日から「プロアマ問わず兼任可能」として募集。会見に出席したのは、応募総数4932人の中から選ばれ、初回収録に臨む7人。通常のオーディションならば喜びを表すところだが、これから始まる激烈な戦いを前に緊張感あふれる異様な空気。既に芸能事務所に所属して女優やモデルとして活動している安田愛里(18)は「“合格”と言われ、ここにいるけれど、安堵(あんど)できないし、怖い」と不安を口にした。

 高校2年生の間島和奏(17)は13年の第1回AKB48グループドラフト会議の候補生。この会議はNMB48の須藤凜々花(20)らを輩出して話題になったが、自身は涙をのんだだけに「今回は絶対につかみ取りたい」とリベンジへの決意を示した。司会を務めるタレントの伊集院光(49)は「ドラマチックなものは残酷。それに立ち向かう美しさ、成長していく姿を楽しんでいただきたい」と話した。

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2017年8月7日のニュース