桂ざこば 近日中に退院へ 8・15米朝一門会へ「出演できるよう努力」

[ 2017年7月18日 13:21 ]

 塞栓性脳梗塞で5月27日から大阪市内の病院に入院中の桂ざこば(69)が18日、大阪市内で開かれた「米朝一門会〜お盆興行 涼を呼ぶ噺〜」(8月15日・サンケイホールブリーゼ)の開催会見にコメントを寄せた。「近々退院をする予定」とし、同会2公演(11時開演、15時開演)の11時公演に出演し、落語「へっつい幽霊」を披露する予定。「別に私が出なくても楽しく終わってしまう事でしょうが、何とか出演できるように努力をしていますので、楽しみにお待ち頂ければ有難いです」とアピールした。

 さらに、「復帰に向けて健康的な入院生活と、リハビリを頑張っています」と説明。関係者によると、ざこばは酒もたばこも断っているという。6月11日には降板した大阪松竹座での舞台「銀二貫」の千秋楽カーテンコールに病院から駆けつけ、7月2日には京都・先斗町歌舞練場で行われた弟子・桂塩鯛(52)の40周年独演会で飛び入りあいさつするほどの回復ぶり。所属事務所は「7月末には退院できれば」と語った。

 会見に出席した桂南光(65)は「あの人(ざこば)がこんな真面目なコメントをするのは珍しい」と評し、笑わせた。発症3日後に面会に行った際のざこばの様子を、「“お〜、南光やん!”と普通にしゃべってはりました。手足のしびれも麻痺もないみたいで、どこが悪いか分からへん」と振り返った。

 ただ、「言葉によって出にくいものがあるみたい」というが、「今は散歩もして、たまに医者の許可得て病院を抜け出して焼き肉食べに行ってるみたい」と近況を明かし、「大丈夫ですから、ほんとに」と太鼓判を押していた。

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2017年7月18日のニュース