元AV女優の鈴木涼美さん 自身のエッセーで映画初出演「服を着てカメラの前に立ったのは初めて」

[ 2017年7月1日 20:00 ]

映画「身体を売ったらサヨウナラ」初日舞台挨拶を行った(左から)原作の鈴木涼美さん、冨手麻妙、柴田千紘
Photo By スポニチ

 AV女優の過去を持つ元新聞記者の鈴木涼美さん(33)の半生を赤裸々につづったエッセーを映画化した「身体を売ったらサヨウナラ」(監督内田英治)が1日、東京・K‘s cinema新宿で公開された。

 夕方から1回の上映だったが、昼までには完売する注目度。自身がモデルの役を演じた柴田千紘(28)、冨手麻妙(23)ら出演者と舞台あいさつに立った鈴木さんは、「前のキャバクラ(に勤めていた時)のお客さんから、“混んでいて入れなかった”という連絡がきたのでうれしかった。書いている時は映像化を想像していなかったので幸福です」と喜んだ。

 自身もカメオ出演しており、内田監督は「役者並みにうまかった。(鈴木)先生を見つけられなかったらサヨウナラです」とタイトルに引っ掛け絶賛。鈴木さんは、「服を着てカメラの前に立ったのは初めて。ありがたい、貴重な経験をさせてもらった」と満足げだった。

 主演の柴田は初のヌードを披露しており、「初っ端から見逃さないで。見逃すと何もついてこられなくなります。きっと何かを感じてもらえると思う」と話していた。

続きを表示

2017年7月1日のニュース