渡瀬さん、テレ朝「９係」に今後も“出演”　初回シーンに大反響

ドラマ「警視庁捜査一課９係」で主演を務めた渡瀬恒彦さん
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　テレビ朝日は２５日、東京・六本木の同局で定例社長会見を行い、３月１４日に多臓器不全のため亡くなった俳優の渡瀬恒彦さん（享年７２）が主演を務めてきた人気ドラマシリーズ「警視庁捜査一課９係」（水曜後９・００）での渡瀬さんの今後の出演シーンについて説明した。

　初回には、冒頭から渡瀬さんの出演シーンも放送され、視聴者からは大きな反響があった。放送されたシーンについて、亀山慶二常務取締役（５８）は「今回撮ったものではない」と今シリーズのために撮影したものではないと説明し、今後についても「これからも（渡瀬さんの出演シーンは）同じような形で進んで行きます」と話した。

　渡瀬さんは警視庁検挙率ナンバーワンを誇る「９係」の係長で、“昼行灯”と揶揄されながら実はキレ者の加納倫太郎役で長年主役を務めた。渡瀬さん“不在”の新シリーズも、初回１１・５％、第２話１１・６％（数字はビデオリサーチ調べ、関東地区）と安定している。