毎月25日は「2.5次元の日」 一般層への普及へ加藤諒がアンバサダー就任

[ 2017年4月25日 13:53 ]

「2・5Dアンバサダー」に就任した加藤諒
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 日本2・5次元ミュージカル協会は25日、毎月25日を「2・5Dの日」と定め、同日午後10時より同協会初のオフィシャル番組を「FRESH!」にて放送を開始することを発表した。

 同協会は今年3月で設立4年目を迎える。「2・5次元」という言葉や「2・5次元舞台」の制作・上演も近年で増加してきたが、同日都内で行われた会見に出席した松田誠代表理事は「年間で100タイトル以上上演されている。舞台ファンには広がりをみせたが、一般的にはまだまだ知られていない」とし、「2・5Dの日」を通して一般層へのさらなる普及を図っていく。

 アンバサダーに任命されたのは、昨年12月に上演された舞台「パタリロ」で主演を務めた俳優の加藤諒(27)。「パタリロ」のほか、「NARUTO」「ライチ☆光クラブ」とこれまで3作品の2・5次元舞台に立った経験を持つ。松田氏は「諒くんはメジャーとコアを持っている数少ない役者。いま、絶妙な位置にいる」という理由から起用を決定。加藤は「2・5次元は、普段舞台を観に行かない人が興味を持つ入り口になる。日本のマンガが世界で盛り上がっているので、海外の人たちにも楽しめる」とアピールした。

 2・5次元舞台は、マンガやアニメを原作とした舞台を差す。もともと原作があり、イメージがついたものを3次元化するには苦労もあるが、加藤は「原作ファンを傷つけたくはない。マンガからのインスピレーションを大事にしている。違和感なく自然にみせられるように心がけている」と役作りを告白。今後、やりたい役を聞かれると「『おぼっちゃまくん』は絶対にやりたい!」と名乗りを上げた。

 25午後10時より開始する番組は加藤のほか、「パタリロ」に出演した佐奈宏紀(20)、細貝圭(32)も登場。今後、毎月25日に放送する(出演者・時間は未定)。

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