【NHK紅白コメント全文】東京五輪へ新たな一歩 心揺さぶる熱唱に感謝

[ 2017年1月2日 12:25 ]

<NHK紅白歌合戦>優勝した紅組司会の有村架純(右)は審査員の草刈正雄から優勝旗を受け取る
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 昨年大みそかに放送された「第67回NHK紅白歌合戦」(後7・15〜11・45)について、同局の制作局エンターテインメント番組部の井上啓輔部長が2日、コメントを発表した。

「第67回NHK紅白歌合戦」を終えて

 2016年は、リオオリンピック・パラリンピックが開催され、4年後の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、日本中が夢と希望を胸に新たな一歩を踏み出した年でした。第67回NHK紅白歌合戦は、そんな時代の空気を受け、歌で人々の夢を応援しようと、オリンピック直前の2019年、第70回までの通しテーマとして「夢を歌おう」を掲げました。そして、新たな一歩を踏み出すべく、新しいチャレンジを様々に試みました。セットでは、審査員席の位置をこれまでと大きく変え、更に2階席と同レベルにセカンドステージを設けるなど大胆な変更を行いました。演出面では視聴者の皆さんと「一緒に作る紅白」を目指し、一般公募でダンサーを募集したり、AKB48「夢の紅白選抜」を視聴者投票で決めるなど、これまでに無い企画を設定しました。更に大ヒット映画とのコラボや、タモリさん、マツコ・デラックスさんを始めとする豪華な顔ぶれにゲスト出演頂くなど、視聴者の皆さんに歌以外でも楽しんで頂ける工夫を凝らしました。その結果多くの方々に支持された紅白になったと思います。

 御覧頂き、応援して頂いた視聴者の皆様と、心揺さぶる熱唱をプレゼントして下さった46組の歌手の皆さんと、審査員、ゲストの皆様に心から御礼申し上げます。

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2017年1月2日のニュース