「シャンプーハット」てつじ宣言「喜王戦」初代王座逃したら丸刈り

[ 2016年12月23日 06:45 ]

「ぎおん将棋花月」をPRする「シャンプーハット」てつじ
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 お笑いコンビ「シャンプーハット」てつじ(41)が本紙取材に応じ、26日に京都・よしもと祇園花月で開催する「ぎおん将棋花月」で自ら設立した新タイトル「喜王戦」の初代王座を逃せば丸刈りになると宣言した。「喜王を決めるのは僕。獲れなかったら丸刈りになります」

 イベントはてつじと今泉健司四段(43)の駒落ち戦、「藤崎マーケット」トキ(32)と北村桂香女流初段(21)の大喜利対局、「ザ・プラン9」ヤナギブソン(40)と「span!」マコト(36)の対局で構成。審査基準は勝った人ではない。「その日一番楽しかった人。どれだけお客さんを巻き込むか」。30年の棋歴と初段の腕前、そしてお笑い芸人のプライドを懸けて第1期喜王を死守する。

 最大のライバルは今泉四段だろうか。プロ棋士養成機関の奨励会を26歳の年齢制限で退会後、プロ編入試験に合格したのが昨春。広島で介護士をしながら、戦後最高齢41歳で四段になり、話題を集めた。

 先月もフリークラスからC級2組への昇級を決め、名人挑戦へのスタートラインに立ったばかり。棋力ばかりでなくトーク力にも定評があり、26日に初対面するてつじもテレビなどで目撃したその話術を「お笑いもプロ級で五、六段」と警戒。プライドはもちろん頭髪も死守する戦いが始まる。

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