ノンスタ石田謝罪「大変な迷惑かけた」、井上から電話「泣きじゃくっていた」

[ 2016年12月16日 16:55 ]

報道陣を前に謝罪するノンスタイル・石田
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 乗用車を運転中に当て逃げ事故を起こした「NON STYLE」井上裕介(36)の相方、石田明(36)が16日、東京都立川市で事故後初めて取材陣に対応した。

 黒のスーツ姿で現れると、「この度は大変なご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と話し、数秒間お辞儀。「井上と連絡を取ったか?」と聞かれると、「何年かぶりに電話があって、泣きじゃくって聞き取れないぐらい」だったそうで、反省の言葉を述べていたという。

 「すぐにでも、(2人で)こういう(謝罪の)場を設けたいと思っていたけど、謹慎中のため僕が先にしたことは申し訳ないと思います」とした上で、「これからは、また許してもらえるように頑張っていこうという話を(井上と)しました。時間はかかるかもしれないですけど、井上の人生はオレの人生なので、これからは当分ひとりでネタをやるのですけど、僕たちが一番いいパフォーマンスできるのは漫才なので、またゼロからやっていくつもりで頑張っていきたい」と話した。

 事故を受けて、ノンスタイルとして収録に臨んだテレビ番組の出演シーンがカットされているほか、2人で出演予定だった公演などにも多大な影響が出ている。立川ではこの日、「よしもとお笑いまつり」が開催され、ノンスタイルとしての出演が予定されていた。9組のコンビの写真が配置されたポスターで2人は中央に位置。所属する吉本興業はホームページで、井上が出演できなくなったことに触れて「出演を楽しみにして頂いたお客様には急遽(きょ)の変更となり深くお詫び申し上げます。なお、石田は予定通り出演致します」と記していた。

 吉本興業は井上について、当面の間、活動を自粛させることを決定。復帰は来年3月までずれ込む可能性もあるが、石田は単独の仕事を予定通り行う方向。

 お笑いコンビ「ピース」の綾部祐二(39)が15日、都内で行われたイベントで「コンビなので石田も大変だと思う。石田にも頑張ってほしい」と気遣うなど、芸人仲間らからは「石田頑張れ」の声が上がっている。

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