もうすぐ父に 山本耕史 楽屋でPPAPをやる「これからこうなっていくのか」

[ 2016年12月12日 15:59 ]

「陽炎の辻 完結編~居眠り磐音/ 江戸双紙~」試写会に出席した(左から)工藤阿須加、中越典子、山本耕史、長塚京三
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 俳優の山本耕史(40)が12日、都内で行われたNHK正月時代劇「陽炎の辻 完結編~居眠り磐音江戸双紙~」(総合、来年1月2日後9・00)の試写会に共演の中越典子(36)、工藤阿須加(25)、長塚京三(71)らと出席。妻で女優の堀北真希(28)の出産を来年に控え、父になる思いを語った。

 07年から3部にわたるドラマシリーズと2本の正月時代劇として放送された人気シリーズで、天才剣士・坂崎磐音(山本)が悪を斬る痛快なアクション時代劇。

 「大切にしてきた作品で、30歳の時から10年間。一番長く演じた役でもある。『陽炎の辻』の集大成のよう。切なさと人情、親子、いろんな要素がある」と仕上がりに自信。松平定信役の工藤阿須加(25)はシリーズ初参加。シリーズ途中参加に「非常に嬉しいが、不安のほうが大きかった」と本音をもらしつつも、「完成したのを見た時にジーンときて、ふと父に電話しようと思い、電話してみました。何を話したってわけじゃないですが、心を動かされた。皆さんにも伝わればいい」と作品に触発され、父であるプロ野球・ソフトバンクの工藤公康監督(53)に電話をしたことを明かした。

 7年ぶりの復活ということで、音と妻・おこん(中越)の間に息子・空也(大西利空)が生まれており、父と子の物語にも仕上がっている。「本当に彼が出てきた時に可愛すぎて、中越さんの子でもあるので、これぐらいのレベルになるのかと。ちょっと恥ずかしくなった」と照れ笑いを浮かべた山本。「ずっとイジってましたね。ずっとPPAPをやってましたね」と撮影の合間でのほのぼのとしたエピソードも披露。「自分も父になる立場として、とても今までもとはちょっと違う見方で、こんなふうになっていくのかと想像しながらやっていました。磐音さんにはこれから生きていくうえで、大切なものをいっぱい学ばせてもらった」とまだ見ぬ我が子との生活を思い描いていた。

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2016年12月12日のニュース