覚醒剤使用し不眠状態続くと監視妄想強く…ネジや電気がカメラに

[ 2016年11月29日 05:30 ]

ASKA容疑者 覚せい剤で逮捕

午後6時53分、自家用車で外出しようとするASKA容疑者
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 【識者が指摘する使用後の行動原理】

 覚醒剤を使用した場合、「幻聴や幻覚によって誰かに助けを求める行動はよく見られる」と識者は指摘する。

 薬物依存などからの回復を支援する一般財団法人「ワンネスグループ」の沖縄本部スタッフ、一森裕氏は自身も約30年にわたり覚醒剤に依存し、5年前に社会復帰。実体験として「使用後に、部屋のネジや電気がカメラに見えて“監視されている”という妄想から警察に電話したことがある。命を狙われている感覚だった」と説明。不眠状態が続くほど、監視妄想は強くなっていったという。

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2016年11月29日のニュース