濱田岳 テレ東新春時代劇枠での「釣りバカ」放送に「責任感伴うオンエア日」

[ 2016年11月27日 15:37 ]

新春ドラマSP「釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助」記者会見に出席した濱田岳
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 テレビ東京系列の新春ドラマSP「釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助」(2017年1月2日後9・00)の記者会見が27日、東京・六本木の同局で行われ、濱田岳(28)、広瀬アリス(21)、吹越満(51)、比嘉愛未(30)、西田敏行(69)ら出演者が出席した。

 同局で毎年1月2日に放送されていた「新春ワイド時代劇」の枠での放送に濱田は「いち『釣りバカ』ファンとしては、形は変われどお正月に見られるのは素直に嬉しかったことです。ただ役者として臨むには、責任感が伴うオンエア日だなと思いました」と吐露し、「『釣りバカ日誌』というのは、西田敏行さん、三國連太郎さん、その大先輩たちが作り上げた素晴らしい作品で、いち若手俳優の僕にはとても背負いきれない大きな看板だなと思ったんですけど、共演者の皆さんやスタッフさんみんなが、僕の小さな背中に看板を背負わせてくれていて、せっかくそのような状況を作ってもらえているので、思い切りやるしかないという気持ちでスペシャルには望みました」と胸の内を明かした。

 また、同ドラマのプロデューサーによると、「『新春ワイド時代劇』が消滅したわけではない」と言いつつも、同ドラマが同枠恒例ドラマになってほしいか聞かれると「私はこのドラマのプロデューサーなので、ヒットしてそうなってくれたら嬉しいですが、決めるのは編成部なので…」と期待を寄せた。

 同放送枠は79年に東京12チャンネルの開局15周年記念の一環として映画「人間の條件」を12時間にわたり放送し、翌80年には映画「宮本武蔵」を放送。その反響の大きさから81年よりオリジナルドラマを制作し「12時間超ワイドドラマ」として放送を開始。01年からは10時間に短縮し『新春ワイド時代劇』に改題。その後、7時間、5時間と放送時間を徐々に短縮し、今年は東山紀之主演の『信長燃ゆ』を3時間で放送した。

 同作は、大手ゼネコン「鈴木建設」入社2年目の“釣りバカ・サラリーマン”ハマちゃんこと浜崎伝助(濱田)が、初の出張で訪れた伊勢・志摩で釣り糸を垂らしていると、偶然にも学生時代に恋焦がれていた船宿の娘・矢島亜季(比嘉)と再会して…。という物語を描く。

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