ハライチ澤部 昨年最下位の雪辱誓う 敗者復活枠はメイプル警戒

[ 2016年11月20日 12:39 ]

「M―1グランプリ2016」決勝に進出した「ハライチ」の澤部佑

 漫才の頂点を決める「M―1グランプリ2016」決勝進出者8組が20日、東京・六本木のテレビ朝日で発表された。ファイナリストに選出されたのは、カミナリ、スーパーマラドーナ、アキナ、相席スタート、ハライチ、銀シャリ、スリムクラブ、さらば青春の光の8組。「ハライチ」は岩井勇気(30)が仕事のため欠席し、澤部佑(30)のみ会見に参加、昨年の決勝戦では最下位だったことを振り返り「くやしかった」と吐露。昨年の雪辱を果たすことを誓った。

 決勝戦はファイナリスト8組の他に敗者復活戦で勝ちあがってきた1組を含め9組で争われる。昨年は敗者復活戦で勝ち上がった「トレンディエンジェル」が優勝したこともあり、8組はこの枠を警戒。勝ち上がって欲しくないコンビを聞かれると、澤部は「『メイプル超合金』ですね。爆発力があって、優勝をかっさらいそう」とライバル視。また優勝した際の賞金1000万円の使い道を聞かれると「スリムクラブ」真栄田賢(40)は「広尾の病院で声帯移植手術をしたい」と切実な願望。優勝したら会いたい人についても問われると「銀シャリ」の橋本直(36)は「亡き父に会いたいですが、無理な話なので、ジョコビッチですかね。テニス好きなので。できれば2人でテニスしてその後、軽く会食できれば…」と夢を語っていた。

 ネタ順の抽選も行い、アキナ、カミナリ、相席スタート、銀シャリ、スリムクラブ、ハライチ、スーパーマラドーナ、さらば青春の光の順となった。決勝直前に行われる敗者復活戦の勝者は9番目にネタを披露する。準決勝を突破した8組は、来月4日に行われる決勝で優勝賞金1000万円を懸けて漫才バトルを繰り広げる。決勝の模様はテレビ朝日系「M-1グランプリ2016」(後6・30)で全国ネット生放送される。審査員は調整中で後日発表される。

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2016年11月20日のニュース