映画「食卓」がグランプリ PFFアワード2016

[ 2016年9月23日 20:20 ]

 映画の新人監督を発掘する自主映画の祭典「第38回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」のコンペティション部門「PFFアワード2016」の各賞が23日発表され、グランプリに小松孝監督(35)の「食卓」が選ばれた。賞金100万円。

 「食卓」はアルコール依存症の父、ニートの息子ら家族3人がコミュニケーション不足から、同じ家の中でばらばらに暮らす姿を描いた。

 準グランプリ(賞金20万円)は岩切一空監督(24)の「花に嵐」。審査員特別賞(同10万円)の3作品は、伊藤舜監督(23)の「シジフォスの地獄」、井樫彩監督(20)の「溶ける」、首藤凜監督(21)の「また一緒に寝ようね」。

 PFFは10月以降、京都、神戸、名古屋、福岡を巡回し、受賞作などを上映する。

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2016年9月23日のニュース