「シャボン玉飛んどくれ」秋に関西初公演「明るく、笑い飛ばせるミュージカルに」

[ 2016年8月29日 16:29 ]

大阪初公演に意欲を見せる(左から)桜花昇ぼる、赤井英和、小松政夫、大村崑

 「日本喜劇人協会」主催のミュージカル「シャボン玉飛んどくれ」の関西初公演(9月30日~10月2日)が大阪・近鉄アート館で開催されることが27日、大阪市内で発表された。

 同協会は1966年に東京と関西の喜劇人協会が統合・合併してスタート。「明るい笑い」を提供することを使命として活動してきた。その伝統を継承するため、また、生え抜きの新人作家、演出家、役者等の育成のため同協会会長の小松政夫(74)、前会長の大村崑(84)らが今回の公演を企画し、実現した。

 脚本・演出は三重県在住の野村幸廣氏。老人ホームでの、笑いと余命と老いを武器に闘う老人たちの姿が格好よく描かれている。「明るく、笑い飛ばせるようなミュージカルにしたい」と小松。「温かい気持ちで作品を育てたい」と大村も大阪での初公演に気合い十分だ。他に出演は赤井英和(57)、桜花昇ぼる、渡辺裕之(60)ら。

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2016年8月29日のニュース