安藤サクラ　原作漫画とは違う？「ちょっと割り切ることに」

ドラマ「ママゴト」の主演安藤サクラ（ＮＨＫ提供）

　女優の安藤サクラ（３０）主演のＮＨＫ・ＢＳプレミアムのドラマ「ママゴト」が３０日にスタートする。

　秘めた悲しい過去にとらわれるスナックのママ映子と彼女のもとに無理矢理預けられた純粋無垢な子どもが“新しい家族”を夢見て共に暮らす物語。

　原作は松田洋子さんの漫画だが、安藤は「漫画での映子さんのあの魅力を再現できるのかどうか、私の力だけでは無理だって思って、あまりそこばっかり考えるというよりも、ドラマを撮っていく中で、あらたな映子さんの魅力を見つけられたらいいなと思って、ちょっと割り切ることにしました」と原作とは少し違うタイプが見られるかもしれないのが見どころの一つだ。

　安藤は父は俳優の奥田瑛二（６６）、母は女優の安藤和津（６８）、姉は映画監督の安藤桃子さん（３４）という芸能一家に生まれ、１２年には俳優の柄本佑（２９）と結婚。２２日に行われた試写会後の会見で、母親代わりを演じたことで、自身の母親願望に変化があったか聞かれると「この作品が終わって、お盆に姪っ子に会った。ちょっと姪っ子と私の関係が変わったような気がします。これで母性というものが芽生え始めたのではないかと思っています」と微笑んだ。

　放送は毎週火曜午後１１時１５分から連続８回。