映画「レミングスの夏」製作発表、日本版スタンド・バイ・ミー目指す

[ 2016年7月13日 18:49 ]

映画「レミングスの夏」の製作発表に出席した前田旺志郎(前列左から3人目)ら

 少年たちの冒険を描いた映画「レミングスの夏」の製作発表が13日、茨城・取手市内で行われた。

 地元出身の江戸川乱歩賞作家・竹吉優輔氏の同名小説の映画化。メガホンをとる五藤利弘監督は「日本版スタンド・バイ・ミー」を目指している。レミングスは秘密基地を拠点にする少年たちのグループ名で、主人公ナギは前田旺志郎(15)。事件の起きた4年前の夏にさかのぼり、事件の核心に迫り、本当に大切なものを問いかける。仲間のアキラ役に菅原麗央(13)、ヒロミ役に平塚麗奈(13)、ヨーコ役に瑚々(11)、ミト役に桃果(15)、モトオ役に遠藤史人(13)が選ばれ、それぞれ「精一杯」「体当たりで」と熱演を約束。リーダー役となる前田は「僕もクラスの中心とかで、クラスのリーダー的なところあるんですけど、(ナギは)まとめる感じが全然違う。クール。僕はおちゃらけた感じで周りを笑わせている。ナギはしっかりしている。現場では、リーダーとしてそんな風にまとめられたらなと思う」と誓った。

 茨城県南でロケが行われ、17日にクランクイン、同28日にアップ。10月8日、取手市民会館で完成披露試写会を行い、来年に全国公開予定。他に渡辺裕之、モロ師岡、大桃美代子、城之内正明ら。主題歌はスネオヘアー。

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2016年7月13日のニュース