フジ社長 新月9ドラマ制作陣に「成長していた」復活へヒット願う

[ 2016年7月13日 18:21 ]

ドラマ「好きな人がいること」主演の桐谷美玲

 フジテレビの亀山千広社長(59)が13日、都内で定例会見を開き、新月9ドラマの制作陣について「成長していた」と評価し今後に期待した。

 11日に桐谷美玲(26)主演の新月9ドラマ「好きな人がいること」がスタート。昨夏の月9ドラマ「恋仲」のスタッフが再集結したことから 「端々に成長しているところがあった。『恋仲』のほうが手作りで、無鉄砲だったところがあったような気がする。(演出が)巧みになっていて見やすかったことは間違いない」と一定の評価を与えた。

 続けて「ただ、夏場の若いドラマっていうのはもう少し無茶な演出があっていいような気がする」と注文。「どう面白くしてくれるのか楽しみ」と今後に期待を込めた。

 “月9復活”へ向けては「一時期の月9のように恋愛一辺倒な時代でもない」と分析。「どう時代を反映していくかが要求されるが、それができるスタッフが育ってきている。他力本願的な言い方だが、そろそろヒット作が出てきていい時期だろうと思う。その匂いは感じている」とヒット作品の出現を願った。

 また、18日に11時間にわたって生放送される「FNSうたの夏まつり」の途中に同ドラマが編成されていることついても言及し、「PV(プロモーションビデオ)のようにはいりこんできてくれれば」と期待。稲木甲二専務取締役は「現場の声を聞いて納得して認めた」と現場からのアイデアであることを強調した。

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2016年7月13日のニュース