鶴瓶「あんな屈辱ないわ」 大竹しのぶとの“濡れ場”に不満

[ 2016年7月6日 05:30 ]

船上で会見する(右から)鶴橋康夫監督、豊川悦司、大竹しのぶ、笑福亭鶴瓶、原作者・黒川博行氏

 女優の大竹しのぶ(58)が5日、主演映画「後妻業の女」(監督鶴橋康夫、8月27日公開)の会見を開いた。大阪が舞台の同作にちなみ、道頓堀川などをクルーズしながら質疑応答。元夫・明石家さんま(61)の友人でもある共演者・笑福亭鶴瓶(64)とのベッドシーンでは「シーツの中で必死に抵抗した」と明かすなど、爆笑の船上会見となった。

 遺産目当てに独身高齢者を次々と手玉に取る“浪速のオバハン”を熱演。豊川悦司(54)に「僕が子供のころ、通天閣の下にシュミーズ姿で(大竹が演じた)ああいう人がいっぱい歩いてた」と絶賛され、鶴瓶にも「関西弁がうまい。関西人と付き合ってた?」とつっこまれ、「付き合ってない。記憶から抹消されてる」と返し、笑わせた。

 映画「黒い家」(99年)でサイコキラーを演じた際には、記憶から抹消した元夫・さんまに「家でもそのまま」と評されたが、今作では「笑いの中にある一人で生きるつらさ、厳しさ、寂しさも受け止めてもらえたら」と、独身60代のさんまには少々苦い一作になることを予言?した。鶴瓶は「さんまは“殺される前に別れて良かった”って言うんちゃう?案外人がエエから一番最初に(後妻業の女に)だまされそう」と予想した。

 大竹の標的となる不動産王を演じた鶴瓶は、大竹との濡れ場があることをさんまに撮影前に告げ、「“いちいち報告いりまへんねん!”と言われた」と告白した。だが、期待したキスシーンで大竹に歯を食いしばられ、ベッドシーンでは「手で顔をガーッと押さえられて…訴えようかと思った」と不満げ。大竹に「襲われると思って抵抗したから、全然触れなかったよね」と明かされ、再び大竹との濡れ場依頼が来ても「断る。あんな屈辱ないわ」とぼやいていた。

続きを表示

2016年7月6日のニュース