酒井若菜 膠原病で引退考えた「指にドリルを…」激痛と闘った日々

[ 2016年6月8日 13:12 ]

酒井若菜

 女優の酒井若菜(35)が8日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜正午)に出演。19歳の時に患った膠原病が昨年に再発、一時は引退を考えていたことを明かした。

 今年2月に発売したエッセー本「酒井若菜と8人の男たち」の中で、昨年初めに膠原病を発症し、同2月に診断されたことを公表していた酒井。19歳の時にすでに発症していたといい、昨年に再発。NHK朝の連続ドラマ「マッサン」を撮影していた時期で、その痛みを「指の骨の中にドリルを入れてモーターで回っている感じ」と表現。激痛を押しての撮影だったことを説明した。

 台本に書かれた通りに演じることが困難になった上に、日常生活にも支障をきたすようになり「先が見えない時もあった」と引退を考えたことを告白。それでも「今は医学が進歩して、痛みもなく過ごせるようになった」と笑顔で話した。

 心配をかけたくないからと実家の母親には病気を明かさなかったが、親交のあるお笑いタレントの板尾創路(52)から「心配をかけてしまうけれど、話すことも親孝行」と助言を受け「親が知らないままだったら、いつか傷つけてしまうと思った」と母親に告白。母親は「ずっとそばにいるから」と涙を流したといい、酒井は「心配をかけてしまったという気持ちもあるけれど、本音を交わせたことが大きかった」と振り返った。

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2016年6月8日のニュース