森昌子、歌手復帰直後の苦悩明かす 声出ず周囲から「昔とは違う」

[ 2016年4月14日 12:12 ]

「ノンストップ!」にVTR出演した森昌子

 歌手の森昌子(57)が14日放送のフジテレビ「ノンストップ!」(月?金曜前9・50)にVTR出演。歌手復帰直後は「声が出なかった」と明かすなど、芸能界復帰後の苦悩について語った。

 27歳の時に森進一と結婚し、一時は芸能界を引退した森。しかし、離婚を機に2006年に芸能界復帰を発表した。

 復帰の理由は、子ども3人と高齢の両親を養うため。しかし主婦生活を送る間、プライベートでもほとんど歌っておらず、声が思ったように出ないという問題に直面した。「長く辞めていて、急に歌えるわけもないのに…。歌えると思っていたんですね。そこが非常に甘かった。声が出ないし、『あー、やっぱり昔とは違うんだな』とかいろんな声が聞こえてくるんですね」と復帰直後の苦悩を振り返った。

 追い打ちをかけるように、復帰から1年半後に肺炎を患い、精神的に不安定な時期が続いた。さらに10年には子宮頸がんを発症。子宮を全摘出するか1年近く悩んだと明かし「心配させたくないから母親にも相談できなかった」と語った。

 しかし、それらの苦悩を乗り越え、現在の歌唱力は本人も納得できるレベルに。芸能界復帰の3年前に脳内出血で倒れ、意識が戻らぬまま亡くなった父の存在が原動力になったことを明かした。

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2016年4月14日のニュース