SMAP、ベッキー騒動の裏で…笑瓶の入院、退院にハラハラ

[ 2016年1月25日 10:30 ]

19日に仕事復帰した笑福亭笑瓶

 新年始まって間もなく、いきなりメガトン級の芸能ネタとなったSMAP騒動。さらにベッキー不倫騒動もあって世間の注目の多くはそちらに向かっていたと思われるが、個人的には笑福亭笑瓶の動向をずっと調べていた。

 一報は昨年12月29日。NHK紅白歌合戦のリハーサル現場で聞いた。千葉県内のゴルフ場で笑瓶が倒れた、というのだ。しかも、ドクターヘリの出動という尋常ではない救急搬送。紅白の取材もそこそこに、所属事務所に事実確認をする。

 「あの、笑瓶さんが倒れたと聞いたのですが」

 「いま、事実確認している最中。分かり次第連絡するから」

 担当者も少し慌てている様子だ。いやな予感がした。とりあえず紅白の取材に戻るが、この日は年末でも特に冷え込んだ1日で、笑瓶の容体が気になって仕方がなかった。

 最初の電話から2時間くらい経って、担当者から連絡が入った。

 「ゴルフ場で倒れてヘリで搬送されたのは事実です。ただ命に別状はありません」

 さらに、年内は検査入院して、早期に仕事復帰を目指したいと、担当者は告げた。「ドクターヘリで対応してもらったので、深刻にならずにすんだのでしょう」という担当者の説明に、こちらも胸をなで下ろした。

 ところが、年が明けても一向に退院の知らせが届かない。何度か事務所にも問い合わせたが、返事はいつも「まだ入院中です」。ちょっと長くないか?ひょっとしたら病状はかなり悪いのかもしれない…そんな予感が頭をよぎり始めた。

 そんな時、同じ事務所に所属しているタレントMと偶然、会食する機会ができた。

 他愛もない話をしながら、タイミングを見計らって、少し緊張しながら「ところで、笑瓶さんとか連絡とってます?入院されているみたいなんですけど」と聞いてみた。するとMは表情ひとつ変えずに「この前LINEしたんですけど、大丈夫だから心配せんといてーって返事返ってきましたよ。退院したら食事行こうとかも言ってくれましたし」と答えてくれた。ホッとすると同時に何だか拍子抜けした。

 すぐに事務所からも退院の発表があり、笑瓶は19日、関西ローカルのテレビ番組で仕事復帰。24日放送のレギュラー出演するTBS「噂の!東京マガジン」では「本当に危なかった」と話しながらも、元気な様子をお茶の間に届けた。今年で60歳。笑瓶さん、もう無理できる年齢じゃないんだから、寒風吹きすさぶ日にゴルフへ行くなどやめてくださいね。 

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2016年1月25日のニュース