ゴジラ、巨人の樋口監督もSW最新作絶賛「あまりにも衝撃的で動揺」

[ 2015年12月19日 05:30 ]

映画を観賞し感想を語る樋口真嗣監督

 人気シリーズ映画の最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が18日午後6時半、全国で一斉に公開された。スクリーン数は958で国内史上最大級。10年ぶりの新作を待ちわびたファンらが全国の映画館に詰め掛け、お祭り騒ぎとなった。実写版「進撃の巨人」などを手掛けた樋口真嗣監督(50)ら映画関係者もいち早く観賞して絶賛。世界各国も沸いた。

 樋口監督は大勢のコスプレしたファンらが集まった東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで観賞。「あまりにも衝撃的で動揺しています」と興奮冷めやらぬ様子だった。

 シリーズ1作目からのファンで「最初の3部作の要素を引き継ぎ、飛躍した表現や余計なことをせずに、ちゃんとしたスター・ウォーズが戻ってきた感じ」と太鼓判。今作は83年公開の「エピソード6/ジェダイの帰還」から30年後が舞台。印象的な場面について、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)が宇宙船のミレニアム・ファルコンに入ったシーンを挙げ「自分も30年の年月を同じように感じました」と感激。今作から監督を務めたJ・J・エイブラムス氏(49)とは対談するなど親交があり、「分析が優秀で、ツボを押さえている」と称えた。

 1作目が公開された78年は中1で、リアルタイムで観賞した世代。「一番影響を受けたのはスピード感。あんなに速いものはなかったので、スタッフと“あの感じで”とイメージを話したりします」と説明。「ゴジラ」シリーズの最新作「シン・ゴジラ」(来年夏公開)を製作中。「旧作を大事にするのは同じこと。襟を正して作りたい」と意気込んだ。

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