木梨憲武11年ぶりドラマ主演「いいタイミングだった」

[ 2015年11月14日 05:30 ]

フジテレビ「世にも奇妙な物語 25周年記念!秋の2週連続SP」に主演する木梨憲武

 お笑いコンビ「とんねるず」の木梨憲武(53)が11年ぶりにドラマ主演する。フジテレビ「世にも奇妙な物語 25周年記念!秋の2週連続スペシャル」(21、28日後9・00)の21日放送の一作品「思い出を売る男」。視聴者投票で人気を集めた小堺一機(59)主演作(94年)をリメーク。出て行った家族と一緒に暮らすため思い出を売って借金を返そうとする男役を演じる。

 テレビ朝日「にんげんだもの・相田みつを物語」(04年)以来のドラマ主演で、ドラマ自体もフジ「わが家の歴史」(10年)以来の出演。米ニューヨークで開いた個展(先月31日~11日)の準備を終えた後、スケジュールに1週間の空きができたことから出演依頼を受けたという。

 木梨は「いいタイミングだった。来た台本も薄かったので、これは助かるなと」とニンマリ。撮影は先月下旬の4日間で行われ、「バラエティーが一発勝負の短距離走なら、ドラマは長距離走。何度も同じシーンを撮るので途切れた気持ちを取り戻すのが大変でした。役者さんたちの仕事の大変さをあらためて感じました」と振り返る。

 妻で女優の安田成美(48)や、親交が深い俳優の水谷豊(63)には「ドラマ、映画界の厳しさに参りました」と伝えたと明かして苦笑い。「この芝居を成功させて“次の相棒”を狙いにいくはずだったんですけど」と話して笑わせた。

 ≪5作が新たな出演者でリメーク≫番組は21日が「傑作復活編」。視聴者の人気投票で決まった上位30作の中から、5作を新たな出演者でリメークして放送する。28日は「映画監督編」で、人気俳優と映画監督がタッグを組んだ新作が放送される。

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2015年11月14日のニュース