野村忠宏氏 五輪選手村の真実語る「恋は生まれない」引退後の野望も

[ 2015年11月14日 15:30 ]

野村忠宏氏

 五輪柔道で3連覇を果たした野村忠宏氏(40)が14日放送の関西テレビ「さんまのまんま」(土曜後1・56)に出演。今年、現役を引退した野村氏が選手時代の裏話や今後の活動計画について語った。

 軽量級で戦っていた野村氏は試合が大会初日にあることが多く、注目を集めるのはいつもヤワラちゃん(田村亮子氏=現姓谷、参議院議員)だった。そんな野村氏に明石家さんま(60)は「体重上げろや」と声を掛ける、2人の中で一番盛り上がるネタだという。「僕が金でヤワラちゃんが銀でも新聞に僕の顔写真すら載らない」と注目度の違いを嘆くも「国民のプレッシャーを背負ってくれていたんだと思うようにしている」と、考え方を変えて気負いすぎずに試合に臨めていたと語った。

 また、「オリンピック選手村で恋は生まれるのか」というさんまの問いに「ないと思う」と断固否定。その理由は「3LDKの部屋に6人で共同生活をしているからそんなことをするには多くの協力が必要になる」と意外な実態を語った。

 今後は、「引退しテレビ出演が多くなったこの流れに乗り、しゃべりを勉強して来年のリオ五輪での解説者に、そこでさらに腕を磨いて東京五輪でできれば」と野望を語った。さんまから「大変やぞ」と助言を受けるも「さんまさんも、もし仕事じゃなくてもいくでしょう」とにんまり。五輪で3連覇を達成した野村氏はすでに次のステップへ目を向け計画を練っていた。

 野村氏は天理大4年時に初出場した96年アトランタ五輪で優勝。2000年シドニー、04年アテネでも金メダルに輝き、五輪柔道史上初めて3連覇を成し遂げた。08年北京五輪代表を逃した後はけがとの闘いが続き、今年8月の全日本実業個人選手権が現役最後の大会となった。

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2015年11月14日のニュース