８・６秒、ラッスン封印も“即席”新ネタで「Ｍ―１」２回戦進出

　「ラッスンゴレライ」のリズムネタでおなじみのお笑いコンビ「８・６秒バズーカー」が２９日、大阪市内で、若手漫才Ｎｏ・１決定戦「Ｍ―１グランプリ２０１５」１回戦に登場し、２回戦進出を決めた。

　ネタの冒頭、はまやねん（２４）が「♪ラッスンゴレライ…」と歌い出すも、田中シングル（２４）が「漫才の大会ですから。ラッスンに頼るのはもう終わりです」と封印を宣言。はまやねんが料理や食べ物と絡めたダジャレを連発し、田中が小気味よくツッコミを入れる漫才を披露。はまやねんが「ラッスンゴレライガム」とボケた際には、田中が「そのガム、すぐ味がなくなりそう」と一発屋とイジられる自身らと重ねた自虐ネタで笑わせた。

　終了後、田中は「今までで一番緊張しました」と苦笑い。今回のネタは数日前に完成し、前日２８日にネタ下ろししたばかりと言い、「２、３日で作った即席ネタを披露したとか書かないでくださいよ。すぐネットニュースになるんですから」と“炎上”を恐れていた。