「恋仲」初回視聴率は9・8% まさか…月9史上初の1桁発進

[ 2015年7月21日 09:30 ]

「恋仲」の主演を務める福士蒼汰とヒロイン役の本田翼

 俳優の福士蒼汰(22)が主演を務めるフジテレビ系“月9”ドラマ「恋仲」(月曜後9・00)が20日にスタートし、初回の平均視聴率は9・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが21日、分かった。初回は15分拡大で放送された。数々のヒット作を生み出した同局の看板ドラマ枠「月9」がまさかの1桁発進となった。

 2011年1月クール「大切なことはすべて君が教えてくれた」の初回12・1%を下回り、月9史上最低のスタート。1桁発進は月9史上初となった。

 富山から上京した建築士見習い・三浦葵(福士)が初恋の人・芹沢あかり(本田翼・23)と7年ぶりに再会し、さまざまな障害を乗り越えて結婚へと向かっていく王道のオリジナルラブストーリー。葵の妹に大原櫻子(19)、葵の同級生に野村周平(21)、葵の上司に吉田羊。ほかに永井大(37)太賀(22)「アジアン」の馬場園梓(34)らが共演。

 脚本は映画「ストロボエッジ」などの桑村さや香氏。演出は「信長協奏曲」「HERO」などの金井紘氏、「水球ヤンキース」「失恋ショコラティエ」などの宮木正悟氏。「水球ヤンキース」「海の上の診療所」などの藤野良太氏がプロデュースを手掛けた。

 初回は、東京の建築事務所で働く葵(福士)は、仕事も恋愛もうまくいかず、踏んだり蹴ったりの毎日を送っている。ある日、葵の元に富山の高校時代の友人・公平(太賀)から同窓会の連絡が入る。葵は思わず、7年間会っていない幼なじみのあかり(本田)のことを思い出す。高校時代の葵とあかりは、双方の家を自由に行き来する間柄だったが、互いに思いを寄せながらも素直になれず、微妙な関係が続いていた…という展開だった。

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