三浦春馬“ビミョー”だった…監督に借りた「進撃の巨人」参考用DVD

[ 2015年7月21日 20:11 ]

「進撃の巨人」ジャパンプレミアに顔をそろえた水原希子(左)と三浦春馬

 全世界で累計5000万部を超える大ヒット漫画を2部作で実写映画化した前編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」(監督樋口真嗣、8月1日公開)のジャパンプレミアが21日、都内のホールで行われた。

 主演の三浦春馬(25)をはじめ長谷川博己(38)、水原希子(24)、本郷奏多(24)ら主要キャスト10人が勢ぞろいし舞台あいさつ。公開前唯一の試写に駆け付けた約4000人のファンを前に、「いま最も面白く、力のある“進撃の巨人”に主演として参加させていただき感謝している。最高の特撮、VFXのハイブリッドなすさまじい映像が届けられると思う」と自信のほどをアピールした。

 人類が存亡を懸けて謎の巨人に壮絶な戦いを挑むアクションで、撮影前に樋口監督から参考にするよう「時計じかけのオレンジ」など3作品のDVDを渡されたそうだが、「カミングアウトします。何回見ても世界観がマッチせず理解するのが苦しかった。すいません」と告白。その上で、「スタッフと僕たちを束ね、このステージに立つまでに導いてくれたのは、すべて樋口監督です」と称え、ファンの拍手をあおった。

 戦闘能力に長けたヒロインを演じた水原は、「初めてなので、やるしかないと覚悟を決めたけれど、毎日が窮地でした。でも期待していただいてもいい」と満足げ。原作にはない最強の戦士役の長谷川も、「ワイヤで空中に上がった途端、スタッフが皆手を放したので恐ろしくて死ぬかと思った。僕は見せしめだったんですよね」と自ちょう気味に話していた。

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